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ニュースリリース 2017.12.11

コールセンター用AIチャットボットシステムの開発をスタートしました。

当社は、平成29年9月より国立大学法人鳥取大学(所在地:鳥取県鳥取市、学長:豐島良太)と共同開発により、コールセンターの業務効率化を支援するAIチャットボットの開発をスタートしました。

鳥取大学との共同開発は、当社の持つソフトウェア開発技術ならびにコールセンター運用ノウハウと、鳥取大学の自然言語処理技術を組み合わせた新たな取り組みとなります。鳥取大学の村田真樹教授の自然言語処理技術(以下、村田AIエンジン(仮称))は、テキストファイルから予め決めた項目に対する複数の要約を生成及び逐次学習を行うことができます。さらに、事前知識なしに予め決めていない項目に対する複数の要約を生成することもできます。

コールセンターの対応には、質問と回答という二つの要素があり、一般的には複数の問答により成立します。この対応をAIに行わせるためには、質問と回答の対のデータを膨大に用意し、AIに学習させる必要があります。
従来の技術では要約ファイルが1つしか生成できないため、質問と回答が対の形となったAIの学習用ローデータを自動生成することが困難です。そのため、人力でローデータを成形することが必須となり、相当な労力が必要となります。
村田AIエンジン(仮称)では複数の要約ファイルを表の形式で生成することが可能になるため、質問と回答の対のデータとして学習用ローデータを自動生成することが容易になり、飛躍的にAIの学習による成長速度、精度が向上します。この技術を生かすことで、今迄にないAIチャットボットエンジンとなり、より人間の対応に近い自動応答が可能となります。

本件に関するお問合せ

CS事業部/菊田
Email:kenkikuta@datt.co.jp
TEL:011-330-3500
受付時間:月~金(土日祝、夏季・年末年始休暇除く)9:00~18:00

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国立大学法人鳥取大学について

地域学部・医学部・工学部・農学部の4学部と修士・博士課程の大学院及び連合大学院で構成されており、約6,200人の学生が在学している。理論と実践を相互に触発させ合うことにより問題解決と知的創造を行う「知と実践の融合」を基本の理念として、教育、研究及び社会貢献に取り組んでいる。
※参考情報 鳥取大学HP

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