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チャットボット

社内向けチャットボットおすすめ7選!活用事例や選び方のポイントも紹介

デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が企業活動のあらゆる面に及ぶ中、業務効率化のための新たなソリューションとして、社内向けチャットボットが注目を集めています。

特に昨今のテレワークの普及や働き方改革の推進により、時間や場所に縛られない効率的な情報アクセスの重要性が高まっています。

本記事では、社内向けチャットボットの基本的な概要から、具体的な活用事例、おすすめのツール、選び方のポイントまでを、実際の導入企業の声も交えながらご紹介します。

社内向けチャットボットとは?

社内向けチャットボットは、企業内で従業員をサポートするAI搭載の自動会話プログラムです。

主に社内の各種規定やマニュアル、業務フロー、FAQなどの情報を集約し、従業員からの問い合わせに対して24時間365日、即座に回答を提供できます。

従来は人事部や総務部、情報システム部などが個別に対応していた問い合わせ業務を自動化し、業務効率の大幅な改善が実現可能です。

実際の導入企業では、問い合わせ対応時間が大幅に削減されたというケースもあります。また、担当者の業務負担が軽減されると、より付加価値の高い業務に時間を充てられるでしょう。

さらに、回答の標準化による情報品質の向上も重要な効果の一つです。担当者によって異なる回答が提供されるリスクを排除し、常に一貫性のある正確な情報提供が可能となります。

また、既存の業務システムと連携すれば、情報の確認から各種申請手続きまでをワンストップで完結できるようになっています。

社外向けチャットボットとの違い

社内向けチャットボットと社外向けチャットボットは、一見似ているように見えますが、その目的や機能には大きな違いがあります。

社外向けチャットボットは、主に顧客サービスの向上を目的として企業のWebサイトやSNSに導入されています。

製品やサービスに関する問い合わせ対応、注文受付、メール配信など、顧客とのコミュニケーションツールとして幅広く活用されているのが特徴です。

目的と用途の面では、社外向けチャットボットは顧客満足度の向上や販売促進、ブランド認知度の向上を主なゴールとしています。

一方、社内向けチャットボットは業務効率化や従業員支援、ナレッジ共有に重点を置いていることが多いです。情報の深さと範囲においても大きな違いがあります。

セキュリティレベルについても、社外向けチャットボットは一般的なウェブセキュリティ対策を施す一方、社内向けチャットボットは社内システムに準じた高度なセキュリティ管理が必要です。

FAQシステムとの違い

FAQシステムとチャットボットは、どちらも社内の情報共有を支援するツールですが、その特性は大きく異なります。

FAQシステムは、情報を体系的に整理し、キーワード検索やカテゴリ分類による階層的なナビゲーションを通じて、必要な情報にアクセスする仕組みです。

関連情報へのリンク機能を備え、詳細な説明や補足情報を含む、包括的な情報提供が可能です。

FAQシステムのメリット

メリットとして、一度に大量の情報を提供できることが挙げられます。また、情報を体系的に整理できるため、業務プロセスの全体像を把握しやすいという特徴があります。

文書としての保存や印刷も容易で、オフラインでの参照にも適しているでしょう。

FAQシステムのデメリット

必要な情報へのアクセスに時間がかかることや、効果的な検索にはある程度のスキルが必要となることがデメリットとして挙げられます。

また、情報の更新や管理に多くの手間がかかるという課題もあるでしょう。

チャットボット

これに対してチャットボットは、自然言語による対話形式で情報提供を行います。

文脈を理解した連続的な会話が可能で、質問の意図に応じて最適な回答を提供します。

必要に応じて段階的に情報を提供でき、テキストだけでなく画像や動画などのマルチメディアコンテンツも活用可能です。

チャットボットのメリット

チャットボットの最大のメリットは、即座に回答を得られる点です。専門的な知識がなくてもだれでも簡単に利用でき、AIによる自動学習機能により、継続的な精度の向上が期待できます。

チャットボット導入で得られる効果・メリットについて、より詳細に解説した記事「チャットボット導入で得られる8つの効果とは?測定すべき指標も解説」では、業務効率化・コスト削減・成約率の向上等に触れているので、合わせてご閲覧下さい。

チャットボットのデメリット

ただし、一度に提供できる情報量には制限があり、複雑な質問への対応が困難な場合もあります。また、初期導入コストが比較的高いという課題もあるでしょう。

社内向けチャットボットの活用事例

ここでは、社内向けチャットボットの具体的な活用事例をご紹介します。

規則やマニュアルの共有

企業には就業規則、各種業務マニュアル、社内規定など、膨大な量の文書が存在します。

これらの情報は従業員が日々の業務を遂行する上で必要不可欠ですが、従来の文書管理システムでは必要な情報を探し出すのに時間がかかることが課題でした。

社内向けチャットボットを導入すれば、これらの文書を効率的に検索・参照が可能になるでしょう。

新入社員の教育や、異動直後の業務習得にも効果を発揮し、組織全体の生産性向上につながります。

問い合わせ対応の効率化

人事部門や総務部門への問い合わせは、休暇制度や福利厚生、経費精算など、日常的な業務に関するものが多くを占めています。

従来であれば、担当者が分厚いマニュアルを確認しながら回答する必要がありましたが、チャットボットを導入すれば作業を大幅に効率化できるでしょう。

また、情報システム部門への問い合わせも、PCやソフトウェアのトラブル対応など、即座の対応が求められるケースが多くあります。

チャットボットであれば、基本的なトラブルシューティングの手順を即座に提供でき、システム管理者の負担を軽減できるでしょう。

社内向けチャットボットおすすめ7選

ここでは、社内向けチャットボットを7個ご紹介します。

ダットジャパン

ダットジャパン(低コスト!短納期!高品質!で運用実績25年以上!)は、高度なAI技術を活用した対話型チャットボットを提供しています。FAQサイトやデータベース上の情報をもとに回答でき、コールセンターやチャット業務の効率化を図れます。

コールセンターだけでなく、メール・チャット業務、バックオフィス業務、ナレッジマネジメントなど、さまざまな場面で活用できます。

お客様の用途や業務の状況に合わせたフルカスタマイズでのご提供となるため、費用については、お問い合わせいただきヒアリングを経た上でご提示をさせていただきます。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://datt-contactcenter.jp/

 

PEP

PEPは、シンプルな操作性と手頃な価格が特徴のチャットボットです。

社内からの問い合わせ対応だけでなく、さまざまなクラウドサービスと連携できます。

Q&Aを管理画面で簡単にチャットボット化できるため、現在使用しているWebサイトやチャットツールを手軽に業務改善ツールにできるでしょう。

また、数千万の会話データと独自の自然言語処理機能や各企業の業務に対応した辞書を標準で実装しています。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://pep.work/

 

HiTTO

HiTTOは、社内の問い合わせに特化したチャットボットです。

従業員からの定型的な質問を、担当者の代わりにチャットボットが対応できるため、対応工数の削減に貢献できるでしょう。

また、社内情報の一元管理も可能です。

さらに、社内全体へ情報を流通できるため、情報の属人化を防げます。

初期費用

無料

月額費用

要問い合わせ

URL

https://hitto.jp/

 

WisTalk

WisTalkは、パナソニックが開発した社内問い合わせ対応に特化したAIチャットボットです。

生成AIによりQA作成・メンテナンス負荷の削減が期待できます。

従来の社内の問い合わせ対応からナレッジの共有まで活用範囲を広げられるでしょう。

また、開発・品管などの技術部門の資産再活用も可能です。

ノウハウなどのドキュメントを登録するだけで実現でき、業務効率化にもつながります。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html

 

My-ope office

My-ope officeは、社内問い合わせ専用のチャットボットです。

導入時の初期設定から運用まで、専門知識がなくても対応できるよう設計されています。

基本的な問い合わせ対応機能に加え、簡易的なワークフロー機能も搭載しており、コストパフォーマンスに優れています。

主要なチャットツールと連携も可能です。

また、導入前後のサポートが充実しており、担当者の負担を少なくできるでしょう。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://www.my-ope.net/

 

HRBrain AIチャットボット

HRBrain AIチャットボットは、バックオフィス業務の効率化が期待できるチャットボットです。

従業員からの制度に関する問い合わせや、会社独自の質問の追加も可能で、人事部門の業務効率化に大きく貢献するでしょう。

また、データ分析機能も充実しており、問い合わせ内容の傾向分析なども可能です。

さらに、登録済みの回答内容をもとに、複数の質問パターンを作成できます。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://www.hrbrain.jp/

 

社内問い合わせさくらさん

社内問い合わせさくらさんは、従業員のあらゆる質問に即答できる社内問い合わせに特化したチャットボットです。

AIが社内の規則や手続きの質問に回答してくれることで、社員の業務集中を実現できます。

AIに必要なデータを渡すだけで、メンテナンスは不要で利用できます。また、現状の業務フローにあわせてカスタマイズも可能です。

また、「AIさくらさんシリーズ」12種類のDXサービスと連携でき、多様な業務課題を解決できます。

初期費用

要問い合わせ

月額費用

要問い合わせ

URL

https://www.tifana.ai/

 

社内向けチャットボットを選ぶ際のポイント

社内向けチャットボットの導入を検討する際は、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

ここでは、特に注目すべき選定基準についてご紹介します。

自社の課題を解決できるか

チャットボットの選定で最も重要なのは、自社が抱える課題を解決できるかどうかという点です。

チャットボットによって搭載されている機能は大きく異なり、たとえば人事部門の業務効率化を目指すのであれば、就業規則や福利厚生に関する問い合わせに強いツールを選ぶ必要があります。

また、日常的な質問への対応を主な目的とするのであれば、自然言語処理能力の高さや回答の的確さが重要な判断基準となります。

さらに、既存の業務システムとの連携の可能性も必ず確認しましょう。

たとえば、勤怠管理システムや経費精算システムなど、日常的に使用するシステムと連携できれば、より効果的な業務効率化が実現できます。

API連携の可否や、対応可能なシステムの種類など、事前の確認が重要です。

応答の精度は高いか

チャットボットの応答精度は、導入効果を左右する重要な要素です

現在のチャットボットには、頻出ワードをもとに手動で学習させるタイプと、AIによって自動的に学習し精度を高めていくタイプが存在します。

【手動学習型】
初期段階での精度は高いものの、新しい問い合わせパターンへの対応には都度メンテナンスが必要です。

自動学習型】
初期の精度はやや劣るものの、使用を重ねるごとに精度が向上していく特徴があります

また、応答精度が低いチャットボットを導入してしまうと、誤った情報を提供したり、的外れな回答を返したりする可能性があるでしょう。

これは従業員のストレスを高める要因となり、最悪の場合チャットボットの利用自体が敬遠されてしまう可能性もあります。

導入前のデモンストレーションや試用期間を設けて、実際の使用感の確認をおすすめします。

メンテナンスは簡単か

チャットボットの運用において、定期的なメンテナンスは不可欠です。社内規則の改定やFAQの更新、新しい業務フローの追加など、情報の更新は頻繁に発生します。

そのため、メンテナンスの容易さは長期的な運用を考える上で重要な判断基準となります。

特に、専門的な知識を持たない担当者でも簡単に操作できるインターフェースを備えているかどうかは、重要なポイントです。

また、ベンダーのサポート体制も確認しておく必要がありますシステムトラブル時の対応や、運用に関する相談など、導入後のサポートが充実しているかどうかも選定の際の判断材料となります。

チャットボットの選び方について「種類・仕組み・機能・サービス」の観点から詳細に解説した記事「チャットボットの選び方とは?おすすめツール10選も紹介」もありますので、合わせてご閲覧下さい。

まとめ

社内向けチャットボットは、企業の業務効率化とデジタルトランスフォーメーションを推進する上で、非常に有効なツールです。

従業員の問い合わせ対応を自動化し、社内ナレッジを効率的に活用することで、生産性の向上に大きく貢献します。

導入に際しては、自社の課題やニーズを明確にし、応答精度やメンテナンス性など、重要なポイントを十分に検討した上で、最適なツールを選択することが成功の鍵となります。

また、導入後も定期的な見直しと改善を行うことで、より効果的な活用が可能となります。

社内向けチャットボットの導入を検討される際は、本記事で紹介した選定のポイントを参考に、慎重に検討を進めていただければと思います。

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